2025年6月3日
2025年5月30日(金)~6月1日(日)に静岡県・富士スピードウェイで開催された「ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE 第3戦 NAPAC 富士24時間レース」において、95号車「SPOONリジカラCIVIC」でST-2クラス2位入賞を果たしました。

95号車(ドライバー:山田英二/小出峻/西村和真/三井優介/松井猛敏/中島保典)は、予選ST-2クラス3位から決勝をスタート。序盤にクラストップへ浮上し、21時間目まで首位を堅守する安定した走行を披露しました。レース中には他車との激しいトップ争いを繰り広げ、終盤には一時的に2番手へ後退するも再び首位を奪還。しかし、残りわずかのタイミングでピット作業違反の判定を受け、60秒のペナルティを課されました。小出選手が懸命のプッシュでギャップを詰めましたが、最終的に1分1秒差でチェッカーを受け、惜しくもクラス2位での完走となりました。

小出選手
「この24時間レースは、序盤からすごく順調に進んでいたんですけど、ちょっとのミスで順位が変わってしまったのがすごく悔しいし、残念です。ただチームのポテンシャルという部分に関しては、去年の24時間から大きく進化しているし、クルマに関してのトラブルはほぼ全くありませんでした。だから力強いレースができたと思うし、良い感じにチームもマシンも仕上がったと思っています。結果としては2位ですけど、チームのポテンシャルを引き上げられたのが凄いことだと思います。もちろん来年はなんとしても24時間で勝ちたいですし、タイトル獲得に向けてまた進化していきたいです。」
西村選手
「今年僕はこのチームに参加させていただいて初めての24時間でしたが、皆さんがいろんな形で準備していただき力を発揮していただいたおかげで、ずっとクラス1位で走っていたのは本当にすごい進歩だと思います。ただ(ピット作業が)噛み合わなかっただけで、優勝に届かなかったというのは本当にレースの深いところでしょうね。やっぱり簡単には勝たせてくれないものです。このまま強いチームとして皆で協力しチャンピオン目指せるように気を引き締めて頑張ります。ツーリングカーのレースは、まさにチーム一丸となれるのでものすごく楽しいです。」
三井選手
「一年ぶりにチームに加えていただいて、本当にありがたいと感じています。しかし、結果は本当にただただ悔しいです。僕は今年SFライツに乗っていろいろ成長できたし、今回シビックに乗って自分の成長を感じることができました。サスの仕上がりも勝った去年の最終戦よりも乗りやすくなっていました。このチームが実力で長い時間首位を走れたのは、僕個人的にも感動しています。3度目の24時間なのですが、ノートラブルで終えたのは初めてなので、本当に戦っていて楽しかったですし、24時間の面白さを感じた一日でした。来年も乗せてもらえたら是非リベンジしたと思っています。」
原剛(チーム監督)
「目標としていた完走は達成でき、マシンの仕上がりにも大きな手応えを感じました。勝てる状態にあったからこそ、ペナルティによる敗北は悔しさが残ります。この経験を糧に、より強いチームを目指していきます。」
次戦、第4戦は7月5日(土)~6日(日)、スポーツランドSUGOにて4時間レースとして開催されます。TEAM SPOONはさらなる進化と優勝を目指し、挑戦を続けます。
引き続き、応援をよろしくお願いいたします