【新商品】FK7/8,FC1用 MOTION CONTROL BEAM FRONT/REAR

2019年8月2日

MOTION CONTROL BEAM FRONT

MOTION CONTROL BEAM REAR

(株)スプーンは8月23日より、FKシビック用MCB(MotionControlBeam)の発売を開始致します。

SPOONが提唱する理想のボディ造りとは『剛体化』。

今回、新たに開発された『モーションコントロールビーム』は、走行時に最も捩れが生じてしまうボディ前後端部の剛性を特殊構造のダンパーで制御することにより、コーナリング時の回頭性をはじめ、ストリートユースにおける快適性・上質感を向上させる製品です。

90年代から私たちスプーンは市販車をベースとしたツーリングカーのレースに参戦し、ストリートユースで必要とされる快適性や上質感を損なわず、レースから得られる技術・知見・経験をいかに発揮させるかをテーマに、製品開発に取り組んできました。

レース現場のフィードバックから生まれたSPOONのボディパーツの中で、最も代表的な製品は、2007年から発売されている『リジカラ』です。リジカラでは、ボディとサブフレーム、締結ボルトの隙間を特殊形状のカラーで埋め、強固に締結することでモノコックとサブフレームの剛体化を実現しました。

FRONT
REAR

今回着目したのは、コーナーリング時に生じる「ボディ末端の捩れ抑制」と「ストリートユースで必要な快適性と上質感の両立」です。

『モーションコントロールビーム』は、フロントレインフォース最前部、リアエンドパネル最後部に特殊摩擦機構を備えたダンパーで締結。

荷重移動によるボディ側対角線上の捩れに対し、摩擦式ダンパーを装着することで、一定の剛性を確保しながら大幅にボディ捩れを軽減させることに成功しました。

通常の補強ブレースだけでは剛性は確保出来るものの微振動が増えてしまいますが、この摩擦式ダンパーを搭載する事でその微振動を吸収し、雑みのない上質な乗り味も実現しました。

『モーションコントロールビーム』は高反発スプリングと摩擦板のシンプル構造です。

コーナリング時に発生するボディの捩れに対し、大きな入力は高反発スプリングがブレースと同じように捩れを抑制する方向に働きます。

一方で小さい入力は摩擦板の弾性力により、細かく捩れを抑制します。

この一定ではない捩れの入力を別々に制御させることで、幅のある抑制を行うことが可能となりました。

スプーンが着目する、車の基本性能を引き上げる『剛体化』の観点

『リジカラ』は本来その車両が備えている動態性能を引き出す製品ですが、『モーションコントロールビーム』はボディ末端の捩れをコントロールし、思いのままの軽快なライントレース性と振動による不快感を軽減するという、違った観点から開発された製品です。

同時装着により更に雑味のない上質な乗り味を再現することができます。

商品名:MOTION CONTROL BEAM FRONT/REAR 【FK7/8,FC1】
商品番号:50500-FKA-000

定価:110,000円(税抜き)
区分:S

※MCB®及びモーションコントロールビーム®はアイシン精機株式会社の登録商標です。

8月23日 発売開始