スーパー耐久シリーズ2026 第1戦「もてぎ4時間レース」参戦報告

2026年3月23日

3月21日(土)~22日(日)、栃木県・モビリティリゾートもてぎ(4.801km)で開催されたENEOSスーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE 第1戦「もてぎスーパー耐久」において、95号車「SPOONリジカラCIVIC」(ドライバー:小松一臣 / 小出峻 / 三井優介)は、ST-2クラス5番手から決勝をスタートし、終盤の激しい攻防を制してクラス優勝を果たしました。2024年最終戦以来の勝利となり、2026年シーズンの好スタートとなりました。

開幕戦の決勝は2クラスに分かれて行われ、95号車は22日のレース2に出走。レースウィークを通して天候に恵まれ、決勝スタート時の気温は14度。春らしい穏やかなコンディションの中で、4時間の戦いが始まりました。

スタートドライバーを務めた小出は、オープニングラップで2台をかわして3位に浮上。13周目には2位、23周目には首位へとポジションを上げ、序盤から力強い走りを見せました。34周目に最初のピットインを行い、フロントタイヤ交換と給油を済ませて三井へ交代。95号車は3位でコースへ復帰しました。

三井は久々のツーリングカーでのレースながら安定したペースを刻み、39周目には2位へ浮上。そのまま上位をキープしながら69周目付近の2回目のルーティンピットを迎える直前、FCY(フルコースイエロー)からSC(セーフティカー)が導入されました。各クラス上位陣の動きが変わる中、95号車は予定どおりピットイン。給油と2輪タイヤ交換を行い、小松がステアリングを引き継ぎました。

小松は落ち着いた走りで3位から2位へ、そして83周目には首位へ浮上。さらに97周目、再びFCYが導入される中で3回目のピットインを実施し、給油のみで小出へバトンを戻しました。95号車は僅差ながら首位を守ってコースへ復帰し、レースはいよいよ終盤の攻防に入ります。

アンカーを務めた小出は、7号車ランサーEVO、225号車GRヤリスからの激しいプレッシャーを受けながらも首位をキープ。しかし残り3周付近から95号車に白煙が発生し、ファイナルラップにはエンジンフードのエアアウトレットから大量の煙が吹き出す厳しい状況となりました。それでも小出は車両をコントロールし続け、最後までポジションを守ってフィニッシュ。厳しい展開を耐え抜き、開幕戦で貴重なクラス優勝を挙げました。

原剛チーム監督コメント:
レーススタート時は、決勝ラップがトップ2と比べると、毎周コンマ3秒ぐらい遅かったので、あとはもうタイヤの交換回数を減らしてプッシュして行くしかないという作戦に切り替えました。最後は、小出が残り30分間をタイヤ無交換で走り、最後の最後はタイヤが相当厳しい状態だったはずですが、なんとか抑えてくれて助かりました。煙については、オイル系の配管か何かからのリークだと思われますが、次回に向けて対策しておく必要があります。

小出峻コメント:
いやーもう大変でしたよ。これまでで一番大変なのが最終ラップでした。タイヤもきつかったし、後からかなりのペースで迫られていたし。それに加えてちょっとエンジンの問題もあったので、心配でしたがギリギリなんとか踏ん張れて良かったです。まあそういう中で優勝できたのは本当にチームの皆さんのおかげだと思います。このレースは僕たちが勝ったと胸張って言えます。

三井優介コメント:
チームの成長をすごく感じていますし、一人ひとりの頑張りも感じています。チームのみんなに感謝しかないですね。小松さんのスティントも本当に何ひとつも不安もなく全力で応援できたので、それはすごく良かったです。やっぱり開幕で勝つっていうのはとっても良いことですよね。この流れで、シリーズチャンピオンに向けて頑張っていけたら良いと思います。

小松一臣コメント:
長いスティントだったけど、慌てず無理なく走れました。僕のスティントで逆転クラストップに立てたのは、あそこで抜ければ前に引っ張られるし、ペースもできます。それはそれで戦略的に良いと思い、相手が見える位置で仕掛けようと考えてプッシュしました。

第2戦は4月18日(土)~19日(日)、鈴鹿サーキットで5時間レースとして開催されます。引き続き、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

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