スーパー耐久シリーズ2026 第4戦「SUGO4時間レース」参戦報告

2026年7月6日

7月4日(土)~5日(日)、宮城県・スポーツランドSUGO(3.586km)で開催されたENEOSスーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE 第4戦「SUGOスーパー耐久4時間レース」において、95号車「SPOONリジカラCIVIC」(ドライバー:小松一臣 / 小出峻 / 三井優介)は、ST-2クラス2番手から決勝をスタートしました。決勝では、スタートを担当した小出峻がオープニングラップで首位を奪取。その後も小出、三井、小松、小出とつなぎ、レース終盤までトップを守り続けました。しかし、フロントタイヤとブレーキの摩耗が進む中、猛追する13号車ENDLESS GR YARISのアタックを最後まで抑え切ることはできず、95号車「SPOONリジカラCIVIC」はST-2クラス2位でチェッカーを受けました。

今大会は、グループ2が4日(土)、95号車が出走するグループ1が5日(日)に、それぞれ公式予選と決勝レースを行うワンデイレースとして開催されました。95号車「SPOONリジカラCIVIC」は、ここまで優勝2回、4位1回という成績でランキング2位につけていましたが、サクセスウェイトは規定上限となる70kgを搭載。テクニカルでアップダウンの多いスポーツランドSUGOでは、厳しい戦いが予想されました。

グループ1の公式予選は、朝からの霧雨によりウェットレース宣言が掲示され、予定より10分遅れでスタートしました。Bドライバーの小出はドライタイヤを選択し、難しいコンディションの中でクラストップタイムを記録してQ2Aへ進出。続くAドライバーの小松もQ2Aで2番手タイムをマークし、95号車はST-2クラス2番手グリッドを獲得しました。その後、コース全体が霧に覆われたためC/Dドライバーの予選はキャンセルとなりましたが、70kgのサクセスウェイトを搭載する状況下で、決勝に向けて好位置を確保しました。

グループ1の決勝は13時にスタート。路面はドライコンディションながら、天候はわずかな霧雨を感じる曇り空で、気温22℃、路面温度24℃というコンディションで4時間のレースが始まりました。

スタートドライバーの小出は、オープニングラップでポールポジションの743号車Honda R&D Challenge FL5をオーバーテイクし、クラストップに浮上。その後も安定したペースで周回を重ね、後続との差を徐々に広げていきます。50周目に1回目のピットインを行い、フロントタイヤ交換と給油を済ませて三井へ交代。2位に16秒の差をつけ、首位を守ったままコースへ復帰しました。

三井もコンスタントにラップを刻み、2位とのギャップをコントロールしながら走行を続けました。99周目の2回目のピットインでは、タイヤ4本交換と給油を行い、小松へ交代。ここでも首位を守ったままピットアウトします。

最後のピットインは138周目に実施し、給油と小出へのドライバー交代のみでコースへ復帰。この時点で、13号車ENDLESS GR YARISは約8秒後方まで迫っており、95号車は終盤にかけて厳しい防戦を強いられる展開となりました。

小出は摩耗が進んだフロントタイヤとブレーキを抱えながらも、最後まで果敢にポジションを守り続けました。しかし、レース残り2分となったところで13号車の先行を許し、95号車「SPOONリジカラCIVIC」は惜しくも2位へ後退。最終的に2.3秒差でフィニッシュラインを通過しました。

小松一臣コメント:
「タイヤの状態が良い時は、小出さんや三井さんとほぼ同じタイムで走ることができますが、タイヤが厳しくなってきた時のコンマ数秒のタイムダウンが、今回のような結果に直結してしまいます。そこが修正すべきポイントです。自分にとって乗りやすいクルマづくりがしっかりできていれば、その部分はリカバリーできると思います。次戦までにしっかりテストをして、お二人がもう少し楽に走れるようにしていきたいです」

小出峻コメント:
「悔しいの一言です。最後は本当に厳しく、タイヤもブレーキもギリギリの状況で、まさに満身創痍でした。ただ、チームとしてタイヤ無交換で勝負に出た結果なので、仕方のない部分もあります。耐久性も含めて、もう少しマシンを煮詰める必要があると思いますし、自分としても、もう少し何とかできなかったのかという思いがあります」

三井優介コメント:
「自分がこのマシンでSUGOを走るのは2024年の開幕戦以来で、その時も決勝ではドライブしていないので、SUGOでのレースコンディションでの走行は初めてに近いものでした。そのため直接の比較は難しいですが、クルマは確実に進歩しています。70kgのウェイトはあらゆる面で厳しいですが、右側が重すぎたマシンバランスはウェイトの搭載位置によって良くなっていますし、ハンドリングも悪くありません。上位のライバル勢も同じようにウェイトハンディを積むので、次戦では優勝を狙いたいです」

原剛チーム監督コメント:
「フリー走行から13号車の速さは分かっていたので、決勝では確実に来るだろうと予想していました。マシンはトラブルもなく、想定通りのレース運びでしたが、決勝のラップタイムではコンマ数秒、相手の方が速かったですし、ピットでの作業時間もこちらが負けていました。その差がそのまま結果に出たということです。次戦の岡山はコーナリングの速いヤリスに有利なコースですが、開催まで3か月あります。しっかりとテストを実施し、今回負けていた部分を取り返すための策を練って臨みます」

第5戦オートポリスはST-2クラスの開催がないため、TEAM SPOONの次戦は10月24日(土)~25日(日)に岡山国際サーキットで開催される第6戦「岡山3時間レース」となります。

引き続き、TEAM SPOONへのご声援をよろしくお願いいたします。

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